みもざの小道

mimozaroad.exblog.jp
ブログトップ
2006年 07月 01日

御蔵島日記~お別れの時。

6月20日(火)
朝、5時過ぎ。島の放送で船は予定通りやってくるとのこと。
あぁ、今日もいいお天気なんだろうな・・・と思いつつ、再び眠りに。

8時の朝食に顔をだすと、すでに歯医者さんチームが。
挨拶をして、お食事を。

「今日、帰るんだよね?」とKさん。
「帰りたくないんじゃない」とNさん。
Uさんはそっと私をみてくれていました。

<帰りたくないなぁ・・・>

歯医者さんチームはお仕事、朝でお別れかもしれない。
お昼も会えるかもしれないし、それはわからない。
「また連絡するよ」
「診療所、覗きにおいで」と声をかけてもらい、
<お昼に会えそうになかったら、診療所に顔だすから>と、歯医者さんチームをお見送り。

私はのんびり帰り支度をして、島を散策しよう・・・と帽子をかぶってぶらぶら。

あっという間だったなぁ・・・と思いながら、
着いた日は雨だったな・・・、
イルカと泳いだのかぁ・・・
いろんな思いをめぐらしながら、カメラをもってぶらぶら。
d0028749_20214133.jpg
とっても急な坂。
でも、眺めはいい!
海も穏やかだぁ。




d0028749_20222716.jpg
昔も今もこの島の坂は変わらない・・・
どんなに道が整備されたとしても、この坂は変わらない・・・
『海暗』にも同じようなことが書かれていました。
本当にその通りだなぁって。
昔はこの道を歩いていたんだぁ。
今は車・・・。
でも、島は形を変えずにそこに在り続ける・・・。

そんなことを思いながら、一歩一歩踏みしめて歩きました。

診療所にも顔をだし、歯医者さんが真面目に(笑)働いている姿にほのぼの。
気がついたKさんが手を振ってくれました。

途中の御蔵の源水を買い、飲みながら島を歩き続けました。

d0028749_20281769.jpg

次は山にも行こう・・・。そう決めながら。

11時ごろ、島の放送。
船は12時50分に出航に変更。12時半までには手続きを!

出航が30分ほど早まった様子。
宿で最後の準備。
すると歯医者さんチームがお昼に戻っていました。
やった!!会えた!!

出発の時間、宿の前で見送ってもらいました。
名残惜しかった。。。。

桟橋に行き、手続きを。
宿のおばちゃんと島に来た感想、おばちゃんのお話を聞きながら船がやってくるのを待ちました。おばちゃんとは手続きをするために、手続きのための建物?に行き、船を待っていたんですが、桟橋の方をみると知っている姿・・・歯医者さんチームだ!!!

どうやら桟橋まで見送りに来てくれたようで・・・・。。。。

急いで桟橋に!
<ありがとう~>ににこにこ。
どれだけ嬉しかったか。
するとガイドをしてくれていたTさんも。船で撮った写真を持ってきてくれました。

d0028749_2034948.jpg

お別れ・・・・。
宿で別れたとき・・・涙がでそうだった。
でも、笑顔で。
桟橋でも・・・・笑顔!また会おう!連絡する!

背中を向けて船に・・・・やっぱり涙がでそうだった。帰りたくないな。

船に乗り込みデッキへ!
みんなが手を大きく振ってくれている。
私も手をふって、ふって・・・。いつまでもふって。
ふっと桟橋で作業をしている人の中に船頭さんが!
手を振ってくれていて。
ありがとう。。。ありがとう。。。
こんなに嬉しくて、でも寂しくて、不思議な気持ちは初めてで・・・。
手をふって、ふって、ふって・・・ついに涙がでちゃいました。






船室に入り、気がつくと13時もまわっているし・・・お腹もぺこぺこ。

身の回りを整えると、宿のおばちゃんがもたせてくれたおにぎりを食べました。
これでもかーーーってぐらいおいしかった。
おいしくて、また涙がでちゃいました。
傍からみると妙な子だったんじゃないかな(苦笑)。

空腹がみたされると眠気・・・東京まで先は長いなぁ・・とうとうと。

ふっと目が覚め、日焼けで身体がほてり熱い・・・。
アイスをかって、デッキで食べて。すっきり。
でもって、昨日もらっていたほうろく焼きを食べて。
素朴な味にじんわり。
おいしかったなぁ。

そして、また寝て・・・。

横になりながら旅を振り返り、一人で旅をしてよかった・・・と改めて思っていました。
ダイビングをはじめて5年目に突入しようとしています。
ダイビングがなければ、イルカとは泳げなかったと思いました。
もし、ただイルカと泳ぎたい!と御蔵に行っても、ダイビングをしていなければ、私は泳げていなかったと思う。私は・・・ですよ。
水が怖い、泳げない・・・そんな私・・・。
5年、海と接してきたからこと、今があったんだな・・・と。
ダイビングがあったからこそ、一人旅をする勇気ももてたんだろうなとも思った。

憧れの地に来るまでに10数年の月日が必要だったのも納得だった。
こころの勉強をして、いろいろ思い、ダイビングをして、海に惹かれ、スイミングを始めて・・・。
全てがこの旅のためにつながっていたんだなぁと妙に思いました。

これまでの自分があるから、今の自分があるんだな・・・。
今の自分を受け入れてくれる仲間がいるんだな・・・と。

ふと、そんなことを思いながら、また眠りについていました。
[PR]

by mimoza_road | 2006-07-01 20:47 | 御蔵島


<< 御蔵島日記~おわりに。      御蔵島日記~大満足の夜② >>