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みもざの小道

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2005年 09月 14日

現実・・・わたしの思い

現実・・・わたしの思い_d0028749_22155772.jpg

久々にお仕事の話。

☆ちゃんとの出会いから私の感じたこと、思ったことを思いのまま書きました。だから、一方的な話に思えたり、疑問を感じる方もいるかもしれないです。あくまで私の思い・・・です。
ご了解くださいm(_ _)m




小学中学年の☆ちゃんと話をした。今回2回目の面接。
お友達の話からお家の話。その話の端々から見え隠れする暗い影。

表情は小学生のものではなかった。腹立ち、悲しみ、あきらめ…でも、かすかな期待と…。

親には心配かけまいと頑張り、自分の本当の思いを抑え、でも自分のことに注目してほしい、自分を愛してほしい…と精一杯の自分をみせている☆ちゃん。

小さな身体で頑張って自分の中にある影を抱えていたけど、、、、少しずつ影があふれてきている。自分にとって大切な人に自分のことをみて、愛してほしい…という思いを割り切ることなんて、どんなに年を重ねても難しいこと。もちろん小学4年生の子どもがその思いを割り切るなんて無理。割り切っているようにみえるのは、、、あきらめて求めるエネルギーもないから。

いろいろな形で小さなSOSを出し始めた☆ちゃん。事情を知らない人には問題行動ということになるかもしれない。

SOS…こころの叫び。親に気づかせないように、でも気づいてほしい…その葛藤が加わり、☆ちゃんのこころはもういっぱい、いっぱい。

☆ちゃんがおこしている小さなSOS…いずれ親の耳にも届くことがあると思う。届かなければいけないとも思う。その時、お家の人は…☆ちゃんと向き合ってくれるだろうか…。SOSを知ったとき…お家の人は☆ちゃんを本当の意味で抱きしめてくれるだろうか…。抱きしめてあげてほしい。

いざ…という時の親の反応、行動、そして対応…自分とどう関わってくれたのか…それを子どもは大きな目を開いてみていると思う。たくさんの期待をもって…。

どんなに成長しても、子どもは親が自分のことを本当の意味で見つめてくれることを願い続けている…そのことを☆ちゃんや他の子どもたち、成人した大人との出会いからも感じる。だからこそ、親にはその思い、覚悟さえあれば、、、何度でも子どもと向き合うチャンスをもつことができるんじゃないかな…。

☆ちゃんが自分の抱えきれない思いを「話す」こと、そして自分の話を真剣に聴いてくれる存在が世の中にはいるということを知ってくれること…そのことで今のSOSが全て解消できるとはもちろん思わない。けれども、☆ちゃんは私に会える日を何度も何度も尋ねてきていたと聞きました。

これからどういったことになっていくかは…正直わからないけれども、親ではないけれども話を聞いてくれる、相談してもいい存在がいる…ということを、小さなこころのどこかに根付いてくれれば…と祈る想いでいっぱいです。そして、☆ちゃんのSOSと私自身も向き合っていきたいと思いました。

私の器はまだまだ大きくはないです。自分のできることも限られていると思う。でも、自分が出会った子どもや人に対してはできる力を出していきたいと思った日でした。直接関わることができる場合、間接的な場合…いろいろあるけれども、欲張らずに自分ができる範囲、抱えることができる範囲で向き合っていこうと思いました。

きれいごとに聞えてしまうかもしれない…でも、今の私にできることをしていきたいって思ったから…長々と思いと綴りました。子どもの側にたったコメントですね・・・今回のものは。親、子ども・・・・全体としてみる目も必要だし、、、これからももっと学ぶことを忘れては駄目だなぁ~って思いますね~ほんとに(苦笑)。

by mimoza_road | 2005-09-14 22:30 | こころ


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